この記事でわかること
- ローカルSEOとは何か、通常のSEOとの違い
- 着手前に決めておく2つのこと
- 実際の5ステップ
- 効果が出るまでの目安と、確認する数字
「外壁塗装 ◯◯市」「屋根修理 △△区」のように、地域名と業種を組み合わせて検索する人を狙うのがローカルSEOです。全国を相手にするSEOと違って、競合が地域内の数社に限られるため、中小企業でも十分に上位を取れます。この記事では、何をどの順番でやるかを5つのステップに整理しました。
ローカルSEOとは 地域名を含む検索や、位置情報にもとづく検索で、自社を上位に表示させるための施策のこと。Googleマップ上での対策(MEO)と、ホームページ側の対策の両方を含みます。
通常のSEOとは、勝ち方が違う
「外壁塗装 費用」で1位を取ろうとすると、全国のリフォームポータルサイトと戦うことになります。予算も人員も桁が違うので、まず勝てません。
ところが「外壁塗装 相模原市」なら、競合は同じ市内の数社です。しかも検索している人は、その地域で施工できる会社を探しています。検索数は少ないが、問い合わせに直結する。これがローカルSEOの性質です。
着手前に決めておく2つのこと
手を動かす前に、ここを決めていないと後で全部やり直しになります。
先に決めること
- 対応エリアの確定 実際に施工に行ける市区町村を、片道1時間圏内などの基準で書き出す
- 主力サービスの確定 「リフォーム全般」ではなく「外壁塗装」「屋根葺き替え」など具体的な工事名で2〜3個
エリアを広げすぎることです。「関東一円対応」と書くと、どの地域名でも中途半端な評価になり、結局どこでも上位に出ません。3〜5市に絞ったほうが、確実に順位が付きます。
実際の5ステップ
-
Googleビジネスプロフィールを埋める
ここが土台です。店舗名・カテゴリ・対応エリア・営業時間・電話番号を、実態どおりに登録します。サービス欄には工事メニューを1つずつ個別に登録してください。所要2〜3時間。
-
NAP情報をすべて統一する
NAPとは会社名(Name)・住所(Address)・電話番号(Phone)のこと。ホームページ、Googleビジネスプロフィール、各種登録サイトで、表記を1文字違わず揃えます。「1-2-3」と「1丁目2番3号」が混在しているだけで評価が分散します。
-
ホームページに地域ページを作る
対応エリアごとに1ページずつ用意します。「◯◯市の外壁塗装」というページに、その市での施工事例・対応可能な地区名・地域特有の事情(海沿いで塩害が多い等)を書きます。使い回しの文章を市名だけ変えて量産すると逆効果です。
-
施工事例に地域情報を添える
事例ごとに「◯◯市△△町・築25年・戸建て」のように書きます。地域名が自然に増え、検索した人が自分の家と重ねられます。
-
口コミを継続的に集める
ローカル検索で口コミの数と新しさは順位に直結します。工事完了直後に依頼する運用を仕組みにしてください。全件に返信することも忘れずに。
効果が出るまでの目安
すぐには動きません。焦って施策を増やすより、同じことを続けるほうが結果的に早いです。
まとめ
ローカルSEOは、全国区のSEOと違って中小企業でも勝てる領域です。順番は、Googleビジネスプロフィール → NAP統一 → 地域ページ → 事例の地域情報 → 口コミ。この5つを、エリアを3〜5市に絞ったうえで進めてください。効果が見え始めるのは2〜3か月目からです。まずは対応エリアを紙に書き出すところから始めましょう。
よくある質問
地域ページは市の数だけ作るべきですか?
実際に施工実績がある市だけにしてください。実績のない市のページを作っても、書く内容が薄くなり評価されません。実績ができた時点で1ページずつ増やしていくのが確実です。
店舗(事務所)がない場合でもローカルSEOはできますか?
できます。Googleビジネスプロフィールには「サービス提供地域型」という登録形式があり、住所を非公開にしたまま対応エリアだけを表示できます。ただし住所の登録自体は必要です。
NAPの表記がすでにバラバラです。どこから直せばいいですか?
Googleビジネスプロフィールの表記を正として、そこにホームページなど他をすべて合わせるのが手戻りが少ない進め方です。修正後、反映まで数週間かかることがあります。
広告を出せばローカルSEOは不要ですか?
広告は止めた瞬間に問い合わせがゼロになります。ローカルSEOは整備した分が資産として残るため、両方を並行するのが理想です。予算が限られるなら、まずSEO側の土台を作ってから広告を検討してください。
